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2022.6.20

築38年 北欧デンマーク 輸入住宅のリノベ ⑦~完成ビフォーアフター

完成ビフォーアフター~その2

リビングダイニング、キッチン

 

輸入キッチン

施工前(キッチン)

 

施工後(リビングとして活用)

 

間取り

元の間取りは、この空間に和室・リビング・ダイニングキッチンと3つの部屋が分かれて並んでいました。

 

今回のリノベーションでは、

和室をキッチンに変え、分離していたダイニングキッチンの間にあった扉を取り払い、リビングとつながる一体空間に変えました。

 

施工前(ダイニング)

 

施工後(リビングとして活用)

 

施工中

 

施工後

 

その間にあった開口部分も若干広くして、リビングダイニングとして一体で広く使えるようになりました。

 

施工中(元和室・ダイニング)

 

施工後(LDKとして活用)

 

キッチンから眺めるとそれらの空間を一望することができ、この風景は今回のリノベーションして得られた最大の見せ場の1つかと思います。

 

蓄熱床暖房とそれに適したフローリング施工

 

当初から敷設してあった蓄熱式床暖房をそのまま生かし、床暖房対応のフローリングを床全面に敷き込みました。

 

施工後

 

ちなみに蓄熱式の場合マンションのようにフローリングを敷く下地がコンクリートなので、もちろん釘などで固定することができません。

 

蓄熱式床暖房は、弊社でも以前に何件か施工したことがありますのでその方法に準じて今回も施工しました。

 

その方法は床面とは接着をせず、床を浮かせて張る「フロート工法」です。

 

 

苦労した点と対応

実は今回最も苦労したうちの1つが、

既設床コンクリートのレベル(高さ)が、場所場所で微妙に不陸があること。

直に貼るため、その不陸を今回のフローリングが拾ってしまうと、仕上がりに凹凸が目立ってしまう懸念がありました。

 

リフォームの場合は新築と違いどうしてもそのような現象が出てしまう事は否めないのですが、でもできる限りそれが目立たないようにしたい。

 

 

テプレックス

コンクリートに直に貼ることもできるのですが、今回も以前行なった「テプレックス」と言うフローリングとコンクリート下地の間に挟むアンダーシートを敷設しました。

 

このアンダーシートの特徴(メリット)は

 

①細かい発泡スチロールの粒が入っていることで、緩衝帯となり下地の不陸をなだらかにすることができること。

 

 

②もう一つは、下地との間に空気層ができるので、下地から生じる湿気を逃すことができる

特に1階の場合湿気を生じる可能性もあり、フローリングに与える影響を抑えることができます。

 

 

今回の場合はコンクリートを打設してから38年も経っているのでコンクリートからの水分は完全に抜けており、リスクは少なかったのですが、これが新築の土間コンクリートの場合はコンクリートからの水分が抜けるまでに約2年~3年はかかると言われているので、その間に生じる湿気が1階の床に与える影響を考えると、このテプレックスを使うのは必須かと考えています。

 

③さらにもう一つ挙げるならば、

若干のクッション性があるためコンクリートにダイレクトに貼るよりも足裏の歩行感が柔らかくなること。

しばらくこのテプレックスは使っていませんでしたが、今回改めて下地がコンクリートの場合はなかなか良い材料だと思いました。

 

 

すいません、少し蓄熱床暖房の話で長くなりました。

 

とにかくこの蓄熱床暖房が1階の全面に使われているので、このようにオープンな間取りに変えたとしても、寒さに対する心配をしなくて良いのが最大の利点ですね。

元和室があって、今回キッチンにする所だけは蓄熱床暖房が入ってない為、今回新たに温水床暖房を設置しました。

 

優れた設備も優れた性能の建築があってこそ

 

 

一般的なエアコンで空気を温める場合は、建築の躯体自体の断熱気密性がよほどしっかりしていないと、どうしても部屋を仕切り、空間的に区切ることで冷暖房の効率を上げるしかありません。

 

この蓄熱式床暖房を新規に行おうと思ったら、おそらく数百万単位の工事になりますので、その時点でこの中古住宅に相当な価値があると思います。

 

私が新築の際に作っているツーバイフォーの家についてもそうですが、

「家の性能がしっかりしているからこそ、間取りが自由に考えられる」のであり、これらはセットで考えないといけません。

 

施工前

 

施工後

 

 

気密断熱・窓の性能等、総合的に性能の高いものを使っていないと、広い間取りや吹き抜けなど開放的な空間を作ったとしても、不快な家になってしまうことすらあります。

 

今は以前と違い、家の省エネルギー性能などを以前よりも詳細に計算する方法も確立され、それぞれの家の性能を客観的に数値で比べることもできますので、参考にしてみるといいです。

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