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2021.11.1

進化した地盤改良工事

こんにちは。今日は家が建つと見えなくなるところ=地面の中の話をします。

 

家に対する安心感・・・そこで1番求められるのが地震大国日本における建物の耐震性だと思います。

 

耐震性を高めるためには構造計算に基づいた耐震設計を行う事はもちろんですが、1番最初に行う工事は何でしょう?

はい、どんな建物でもまずは基礎工事ですよね。

ただ、その基礎工事よりも前に確認しなければいけないのがその建物が建つ地盤の強度です。

どんなにしっかりした基礎と躯体を作ろうと、それがしっかりした地盤の上に立たなければ、安全な建物とは言えません。

 

 

構造計算で建物の設計をする際に、前提条件として地盤の強度(地耐力)を求められます。

木造住宅の場合は大抵20kN/㎡以上あること、が前提条件となってきます。

 

しかしニュートンというといきなり分からなくなりますね~。
私が勉強していた頃は力を表すのは○○kgfだったので分かり易かった。
超ざっくり言うと、20kNは2t/㎡。(9.8N=1kgの重さなので20000N=2040kg→だいたい2t)
1m×1mの土地に約2tの重さが乗っても大丈夫ですか?と言うと実感が湧きます。

 

例えれば建物と地面が押し合いっこしていて、地面が負けてしまうと建物は沈んでしまう。そこで絶対に地面が負けてはだめなわけで、負けないよう余裕を持って設定した数値が20kN/㎡というわけです。

強度の高い建物を建てるだけの見合う地耐力があるかどうか?軟弱なところがないかどうか?知る為にどんな家も必ず最初に「地盤調査」を行います。

そこで、分かった地盤の言うなれば成績表、これを見ながらそのままで十分な強度があるのか?何か対策が必要なのか?分析して建物に見合った強度の地盤を人工的に作り上げます。これが地盤改良工事です。

 

 

では地盤改良工事と言って一種類しかないのかというと様々な工法がそこにはあります。

詳しくはまた後ほど書くとして、今回この家で採用したのは「天然砕石パイル工法」

Hy SPEEDと言う名で知られた工法です。

簡単に言うと、「天然砕石を使い、地盤に石の柱を形成し、元々の地盤全体を強くする工法」です。

 

 

今までも弊社でこの工法を何棟か採用してきました。

今回はその中でも350タイプという最新式の工法を採用しました。

 

天然砕石と聞いて何?と追われる方も多いかと思いますが、担当者にお任せしていたらいつの間にか一方的に地盤改良工法が決められて進んでいることもあるかも知れません。そういう場合はこのワードが出てこないかもしれません。

 

 

HySPEED工法が優れている点は以下の点です。

 

健康面・環境面

①天然の砕石を使うため土壌汚染リスクが無い

②地中埋設物として扱われないので土地の資産価値が低下しない

これらは説明が無ければ意外と知らずに進んでいってしまうものかもしれません。他の改良工事が悪いというわけでは無いですが、それぞれの特徴や考えられるリスクを説明した上で選択できるようにするのがお客さんのためだと思います。

 

 

安定感・強度

③地中腐植土などの影響を受けず、安定した基礎土台を形成できる

④地震の揺れにおいて破壊することなく、地盤の揺れに追随する

⑤石柱(砕石パイル)は透水性に優れているので水はけがよく、地盤の液状化を抑制する

従来の改良工事で想定されるリスクを上手に回避できる様な特徴を持っています。なぜそうなのか理解するにはなかなか専門の知識が要りますが、結果的にこの部分が直接的に作る家への安心感につながる部分で、お客様が一番求めているものかと思います。

 

 

施工合理性

⑤残土が出ないので施工管理が楽。予測できない残土処分に迷わなくて良い

(これは350タイプで実現しました)

⑥打撃音が無く、近隣住民にかける迷惑や心配を最小限に抑えられる

⑦専用施工機を用いて、狭小地においても施工可能な工法

こちらは現場を管理する者にとって、不確定要素が軽減できる部分です。結果的に早めにお客様に話が出来て安心にも繋がります。また、工事の初期の段階で将来お隣さんになる住民の方に不快な思いをできるだけさせないことにもなります。

 

 

以上今回採用した地盤改良工事をご紹介させて頂きましたが、この工法はお客様にとっても、現場を管理する者にとっても、今まで知らなかったデメリットや悩ましかった部分を解消できる優れた工法だと現在のところ感じています。

ただ一概にどんな場合でもこの工法がベストというものはありませんので、その都度住宅の立つ環境条件も踏まえながら選択していくべきです。

このようなテクノロジーも、現状を踏まえながら新しい工法に改良され認定されるので、数年後はまたさらに優れた工法が研究開発される可能性もありますが、現状は使いやすく良い工法だと思います。

 

次回はいよいよ基礎工事が始まるところからご紹介の予定です。

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