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2021.12.4

ハワイスタイルの家-リノベーション⑦ 外壁の工事中に注意すること

夏に行っていた在来工法の住宅→ハワイスタイルの家へのリノベーション。

今回はその⑦です。

 

暑い時期に書き始めたシリーズですが、いつの間にか今朝の気温は3~4℃。

車に乗る時にフロントガラスが凍りついている(*^^*)という季節になってしまいました。

 

現在、新築が1棟、ほか比較的大きいリフォームが2件並行しているので、話がとびとびになってしまいましたが、大切なことなので書き記したいと思います。

 

Honolulu Waikiki Photo by K.Takemoto

 

7.外壁リフォームの工事中に注意すること~ 現場の経験から


 

新築と違い、リフォームでの大きな違い・・・それはほとんどのリフォームはお客様が住みながら工事をすること。

当然ながらライフラインを取り付けたまま工事をしなければいけません。

 

新築ではこういうことがありません。新築では先に建物を作り、 1番最後に電気を引き込んだり、ガスやインターネットを取り付けます。

したがって、家を作っている最中にその部分に関して気を使う事があまりありません。

 

今回はこのライフラインに関して注意を払っているつもりでしたが、何度かのトラブルを起こしお客様にご迷惑をかけてしまいました。

 

 

室外機の扱い

外壁を張る際にどうしてもネックになるのが、室外機など外壁に接しているもの。

これらを動かさないとどうしても外壁の張替えが出来ません。

今回気をつけて対処をさせていただいたつもりでしたが、 2回も配管に問題を生じさせてしまい、エアコンが突然使えなくなるなどお客様にはご迷惑をおかけしました。

そのようになるリスクがあることを事前にお伝えするか、最初から外して工事が終わった後に復旧するなど何かしらの事前説明や対処が必要でした。

 

 

インターネット(光ファイバー) ケーブルの扱い

こちらも同じく急にインターネットが使えなくなったとお客様から連絡をもらいました。 

すぐに NTT に来てもらい調べると光ファイバーケーブルが途中で断線しているとのこと。

こちらも業者は気をつけて行ったとのことでしたが、 別の電気屋さんなどに聞くと、 光ファイバーケーブルは気をつけないと簡単に折れてしまうとのこと。

特に後から光ファイバーを引き込んでいる家の場合は外壁に光ファイバーケーブルが露出している部分が多いので、 こちらも触れるにはリスクが高いです。

今回はお客様の計らいで比較的早めに修理の対応をして頂けましたが、 最近は光ファイバー一本で「電話・インターネット・テレビ」の3つとも賄っている場合が多いので、これ一本が切れることで重大なインフラの断線となってしまい、 お客様に大きなご迷惑をかけてしまうので注意が必要です。

 

 

ただ、これに関してはインターネット事業者の工事に関しても少し思うところがあります。あの光ファイバーを少なくとも最初に工事する時に管などに入れて保護することができないものかと思います。

家の中に直接引き込む場合ならまだしも、外壁伝いに固定して引き込む場合は保護管に入れて配線してもらえると安全ですし、光ファイバー自体の劣化も防ぐ効果があるのではないでしょうか?

今や光ファイバーは家の情報関係全てをこの1本が担っていることもある重要なインフラなので、改善の余地がある様な気がします。

もちろん、その上でさらに私たちのように後から入る業者も注意を払ってやるべきですが。

 

 

ガスボンベ、 メーターの移設対応

こちらも家のライフラインに関係することですが、 ガスボンベはメーターも壁に取り付いていることが多いため一旦切り離す必要があります。 今回は足場を組んだ後にガス屋さんをお呼びし、足場にガスボンベやメーターを工事の間だけ仮固定してもらいました。

こちらもお客様の方から気づいて連絡先等の照会をしていただき、色々とフォローしてもらったので助かりました。

 

 

電気引き込み線、 メーター類の対応

今回は電気の引込線に関しては仮固定してすぐに復旧が出来、メーターに関しては外壁面からずらすことなく張替えを行うことができました。

エアコンの貫通部分もそうですが、実はラップサイディングにすることでこれら貫通部に関しての対応は比較的やりやすいです。 

なぜかと言うとラップサイディングは一枚一枚 細いものを重ねながら貼っていくからです。

住みながらのリフォームの場合換気扇に関してもこのような設備関係全ては使いながらのリフォームですので、 フードや機器を外すわけにはいきません。

大きな板の場合、これがなかなか大変です。

 

 

新築なら丸く切り離して被せれば良いですが、 リフォーム時に機器がついている状態でそのようにはできないので、貫通部の周りに貼る外装板を二つに分割して貼り、合わせる必要があります。 大きな板だとその分割が目立ってしまいますが、ラップサイディングなら最小単位で切り欠きが可能です。地味ですが そういったところはラップサイディングは有利ですね。

 

今回は反省も含めてこの記事を書きました。

次回、同じような工事があった場合には事前に「このようなリスクがあること」を工事関係者が周知し、お客様にも理解して頂いた上で気持ち良く進められるよう努めたいと思います。

 


 

このリフォームを行ったお客様からの声は

こちらからご覧いただけます→ハワイスタイルの家-リフォームオーナーの声

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