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2020.4.13

出会いから20年で建て、そして20年経た住宅のリフォーム-②工事編

【工事開始後、施工中】

まず悪い部分を解体すると、詳細が分かって来ました。
①バルコニーの出入口付近で水濡れ
②勝手口ドア下付近で水濡れ
③リビング壁内水濡れ
④バルコニー手摺下、水濡れ
①~④全てにシロアリ被害もありました。
期間的にはかなり前からそのような状態であったと考えられます。

湿り気+木材+暗い密閉空間+一定の温度

やはりこれらの条件が重なると良くありません。

ウッドデッキの腐った木材がシロアリを寄せ付け、そこから建物本体の湿り気のある部分を狙って侵入してきたと考えられます。

ウッドデッキを撤去すると、基礎の隅からシロアリが建物に入って行く為、自ら作る「蟻道」がありました。
この真上にバルコニーの雨漏れ部分があり、そこに至るまでのリビング壁内は被害が著しい状態でした。
断熱材も落ちかかっており、これでは当初の気密性・断熱性までが欠如してしまいます。

 

雨漏れ、シロアリ被害

リビングの壁を開いたところ。 この上に漏水箇所があり、下の基礎部分に蟻道がありました。

 

現在でも現場での塗装工事が多いのも弊社の特徴であり、輸入住宅・注文住宅の最も得意とするところ。
ここまでやることで本当に自分にしっくり来る理想の住まいになると確信してます。

屋根のカラーベストは下の基材が所々見えてしまい、かなり劣化しています。塗料でしっかりしたコーティングをしないと材料が致命的に悪くなってしまってからは手遅れにもなりかねません。

屋根に関しては、足場を組まないと細かい現状が把握できませんので、私は足場が組まれたら翌日には現場に来て、真っ先に足場をぐるぐる歩き回って、屋根の確認をします。

煙突や天窓も盲点です。屋根に足場を組むことは出来れば今後少なく、出来れば一度もかけたくないのが、皆さん住む人の本音かと思います。

出来るだけ後悔が無いように確認します。そこで、もし「こうした方がいい」という事があれば、施主様にお伝えし意見を聞きます。

 

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