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2014.8.16

旅から〜北海道編

専ら私的になってしまうが、旅から帰った。
49年目、初めての北海道。
最初の北海道ということで、比較的無理のない旅程で、旭川⇒美瑛⇒富良野⇒トマム⇒小樽を3泊4日で巡った。
行く直前まで知らなかった「水の教会」は宿泊したトマムにある。学生の時は一応建築を学んで来て「水の教会」と言えば安藤忠雄の代表作だということぐらいは知っていた。
学生の頃はどちらかというと建築を先行しながらも真面目に建築と向き合って来なかった。
でも今回、写真でなく自分の体験として初めて本物を目の前にした。

夜はキャンドルで演出されていて、大変綺麗だった。
水が鏡になって室内の灯がずっと遠くまで続いているように見える。教会という空間にふさわしい永遠を感じさせる演出だった。
遠くに見える木々、水、十字架、それを切り取るコンクリートの開口。それ意外何もない。
余計な物を取り払った世界。禅の世界だな、これは、と思った。禅もよくわかってないが・・・。

教会っていうと普通は目線が上へ上へと伸びる。
アーチを描いた天井は見るものを圧倒し、ステンドグラスの色彩に目を奪われる。

でもここで、天井に目をやってもグレーのコンクリートがあるだけ。
目線は四角に切り取られた画面の中に集中される。1枚の絵のように。でもそれは平面でなく林の背景まで続く奥行にある絵だ。西洋から来た教会とは全く違うコンセプトの教会だ。
私なりにそんなことを考えたこの建築との遅すぎる出会いだった。

その他、この北海道の旅で感じた色々なことは、また次に続けます。

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