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2011.1.19

輸入 勝手口ドアの補修 メンテナンス

 

豊橋の輸入建材会社「スペック」さんの紹介で長久手の輸入住宅ユーザーのお客様の勝手口ドアを直しに行きました。
メーカーはINSULATEの樹脂製で、デッドロックの他に窓の上下にもラッチが飛び出して3点ロックが出来るものです。
依頼の内容は「ドアが開かなくなってしまった」とのこと。
「ドアを枠ごと交換」という位の話でしたが、まずはドア自体を開けられるようにするのが先決と思い、原因を探ると3点ロックのうち下部のロックが掛かりっぱなしになっている。
これでは開くはずも無い為、バールでドアを持ち上げ強引に引っ張ると何とか解放することが出来た。

ドアのロック機構部を見てみると、下部のロックが錆びついていてドア中心のレバーを動かしても全く連動しない。
これではスムースに開くはずもない。
奥様に「ドアを交換するまでも無く、このラッチを切り落とせばこのドアが使える」ことを伝え、了解してもらいました。

上部ロックはちゃんと連動する為、生かすことにしました。

出たところ。これがドア上部枠の穴に入ってロックされます。

ドア小口にこれらロック機構が埋め込まれています。
これを全て外しました。ビスを外すだけでした。
レバーと連動するバーなどの長さ調整にコツが要りましたが何とかなりました。

下枠の様子。
下部のラッチがずいぶん枠を引っ掻いていたことが跡を見てわかります。溝が出来るほど欠けています。

ドア自体は樹脂製で傷んでいませんので、今回のように少し機能は落ちますが、改造を施して使い続けられるなら使ってもらうのも一つの選択肢だと思います。
当然新品にするとコストもかかりますし、納期も国内に在庫が無ければ2カ月は必要ですので。
そこまでの工事にならなくて済みお客様にも喜んで頂きました。今日はお役に立てて良かったです。

【輸入住宅 メンテナンス リフォーム】考作

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