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2018.12.29

インテリアのご紹介

 

今朝はこのシーズン初めて雪が降りました。ここ数日、ちゃんと冬らしく寒くなってきましたね。
夏、灼熱の現場から始まり半年が経ち、一転して雪化粧の朝。

外構工事も終わり、当初お伝えした「年内には完成」という予定を守ることが出来ました。
当初結構時間がかかると思いましたが、やはり結構かかりました。
35年経ったツーバイフォーの家をどこまでデザイン的にも機能的にも変えられるか、と考えましたが、かなりの規模でのバージョンアップが出来たと思います。
断熱など機能面はこれから住んで実感されてこそ本当のことが分かると思いますが。
今日は内部の仕上がりをご紹介。
写真は、2階の洋室です。
壁一面に一風変わった模様がありますが、実はこれ、フローリングを壁に貼ってます!
それも数種類の違った色のフローリングをモザイク状にして。

 

 

この木のパネル壁の前にオーディオセットやテレビが置かれる予定です。
ギターが趣味とのことでしたので、この壁にフックを取り付けて、壁掛けにされるとメチャいけてる部屋になるでしょう。
私も、Myギターをフックに掛けていますが、場所も取らないし、スタンドと違い転倒したりぶつけたりという心配もなし。手にも取りやすく、思いついたらすぐ練習できるのも良いです。

 

 

【おまけ】私のギターはこんな感じで壁に掛けています。
この美しいボディーをいつも眺めることも出来、何しろいいことずくめです!
楽器をやる方にはお薦めですよ。

 

 

ちょっと脱線気味になりました(笑)
こちらは玄関ホールです。
ここのポイントはフローリングと輸入壁紙、大きめの天井モールディング
フローリングは長方形、正方形、ボーダー、アクセントなど4種類のカバ材をパーケット状に組み合わせて貼ったもの。
ストライプの壁紙と組み合わせ、イタリア風のエレガントなスペースとなっています。
広いホールはお客さまが絵を掛けられると、ギャラリーのような趣に….

 

 

 

 

お客様が大切に保管してあったステンドグラスを壁にニッチを作り、嵌め込みました。
ガラスが石の塊のように分厚いアート色の濃いオリジナル作品です。
階段室に差し込む光がホールに彩りを与えます。

 

 

SIMPSON社のガラスドア。
実は一旦は他のドアが付いていましたが、ここリビングドアだけはどうしても変えたいとのお客様からのご要望で、取り換えさせて頂きました。

 

 

このような美しいデザインガラスが組み込まれたドアがちゃんと標準カタログにあるのが、輸入品の良い所。
決して安くは無いですが、これを国内で特注で作ったら値段はもっとするでしょう。

 

 

 

たっぷり使えるシューズクローク。
今回のリフォームプランで以前の間取りと大きく違うのがこのクロークです。
思い切って5帖分をこのクロークに割り当て、散らかってしまいがちな様々な物品を集中してこちらへ仕舞う設計となっています。一見広すぎるように見えても、このくらい思い切って収納に割くのもひとつの方法です。
部屋に置いてあるものって意外と今使うものでは無い場合がある。普段は目に付かないところに置いておいて、必要な時だけ取りに来て、簡単に取り出せるよう整理されていることが大事だと思います。
リビングに収納を作ろうとすると、見た目の事も考えた収納にしないといけない為、コストもかかりますが、このようなウォークイン型のクロークであれば、安く簡単に収納量の多い棚を作ることが出来るます。
ここに収納を集約しておいて、リビング、洗面など生活の最前線には毎日使う必要最低限のものを置いておくのも手です。露出しているものが少なければ掃除も楽ですし、すっきり綺麗に過ごせて気分も良いですね。

 

 

 

 

階段には中間部にボーダーを入れて、1階と2階の壁クロスの切り替えをしています。

 

 

寝室には壁面いっぱいのクロークを設けました。

 

 

床には各部屋でウールの絨毯をふんだんに使っています。下地にクッション材を敷いているので、総厚で15ミリほどになり、フローリングと同じ厚みを持っています。
暖かく、歩く音も静か、クッション性が足にも優しく、部屋に足を踏み入れた瞬間ホッとします。元々畳文化の日本人には合っているかも知れません。
最近は絨毯を使う住宅が激減しました。職人さんもそう言ってました。
私が住宅に携わり始めた25年くらい前(平成6年ころ)には絨毯の家も多かったです。階段に絨毯というのも時折あり素敵でしたが、だんだんフローリング中心となり、和室自体も取り入れる家が減ってきました。
「もっと絨毯が今の住宅にも取り入れられてもいい」と私も思うひとりです。
埃や汚れが気になるという話が出ますが、掃除を怠ればどれでも同じ。
フローリングは埃が浮くので空中に舞い上がりがちですが、絨毯は埃を吸着させて舞い上がりにくいです。埃を掃除機でちゃんと定期的に吸ってあげれば、普段の生活の中ではかえって空気は汚れないようです。

 

 

 

洗面の床には麻のカーペットが敷いてあります。
さらっとした触り、水分を弾き清潔で、適度な硬さが足裏に心地良いです。
夏は銭湯みたいで、特に気持ち良いと思います。

 

 

 

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