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2024.5.6

名建築~六華苑(旧諸戸清六邸)へ行って来ました。

GW連休はいかがお過ごしでしたか?

私は三重県の桑名市にある六華苑に行って来ました。

もう何十年も前から話だけ聞いていて、一度行ってみたかったのですが、この連休に行って来ました!

 

実は結構軽い気持ちで行ったのですが、見どころ沢山で、かなりの時間をかけて見入ってしまいました。

 

 

この建築の一番の特徴は、洋館と和館が一棟で接続されていること。

和と洋の建築の素晴らしさが味わえます。

しかも、これだけ大規模な和館を洋館に接続させたのは珍しいそうです。

 

 

 

尚、洋館の設計はあのジョサイア・コンドル。

「日本近代建築の父」と呼ばれた英国人設計士で、鹿鳴館や岩崎久彌の邸宅もコンドルの設計。

 

洋と和の二つが同じ場所にあることで、それぞれがそれぞれに良さが見えてくる、そんな感想を持ちました。

 

 

この棟屋の部分は設計当初は3階だったそうですが、清六の要望で、4階からの眺望を求めて設計変更したそうです。

曲面ガラスなど、全てを曲面で作る必要があるこの部分、施工する方はさぞかし大変だったと想像します。

 

 

窓やモールディングは木でしたね。

少し手を入れていかないとかなり傷んで来ているように思えました。

 

 

曲面に合わせて窓台から巾木から、廻り縁まで作る。すごい!

 

 

 

各所に曲線が使われていて、参考になりました。

 

 

 

階段は「10人以上一緒に登らないで」と書いてありました。

確かにこの構造だと踊り場でかなり無理してそうだと思いました。

 

壁か柱があれば楽だと思いますが、受け材は無しに、階段下にこのような場所を作りたかったんでしょうね~きっと。

 

 

Rの垂れ壁の原点、今でも人気のデザイン、ここにもありました。

 

 

トイレは今でも人気のありそうな、どこかのお家で見たことがあるようなタイルワークがお洒落なデザイン。

 

 

2階バルコニーからは池泉回遊式と呼ばれる、池を囲むように造られた広い庭園が臨めます。

和館と洋館双方から見られ、建つ位置からまた違った趣に見えるのも面白い。

 

 

 

しかし、建築当時、この邸宅を建てた諸戸清六(山林王と呼ばれた桑名の大実業家)も相当に気合が入っていたのでしょう。

結構、こうやって見るとこの規模の割に洋の意匠てんこ盛りです!

 

ちょっと、「ケーキ食べ過ぎたな~」と思ったところで、和の間へ。

ここからは和食です(笑)

 

 

この違い!気持ち良さ。

やはり日本人には何か、落ち着きます。

 

障子・格子・畳の整然とした連続。

 

ガラス越しの庭。

 

 

こうやって見ると、

洋は外から見るもの、和は内から見るもの、と何となく思いました。

 

和は自然との一体感がありますね~。ありきたりの言い方かも知れませんが。

 

 

諸戸氏庭園に移動し、

これは「推敲邸」と言う、三畳の部屋に障子を巡らせた粋な建物。

 

江戸時代からあり、月見や歌詠みに使われたそうです。

 

 

タイムスリップして、ここで行われた月見をひっそりと見てみたいです。

 

 

 

曲がっている木や枝をそのまま支えに使って

野趣に富んだ風合いです。

これもまた良し!

 

 

今日は素晴らしいものを見せてもらいました。

こうやって建物も庭も維持管理して残すのも大変かと思いますが、

是非、ずっと後世まで残してもらいたいものです。

 

PS:バラも大変美しかったです。

美しいものはどこにあっても美しいですね~

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