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2023.10.25

自然素材の使い方~第12回 床-その6 無垢フローリングとの付き合い方

無垢フローリングとの付き合い方

・・・少しおおらかな気持ちで無垢と付き合っても

 

これまで無垢フローリングを数回に渡ってお話しして来ました。

前回はメンテナンスを簡単に紹介しました。

 

少し面倒そうなところもありますが、

実際のところ、やったらやったなりにもちろん良くなるのですが、ではやらなかったら酷いことになるかと言うと、そうでもない。というのが私個人の感想です。

確かに定期的にワックスをかけられているおうちに行くと、それは綺麗で感心します。

 

 

ただ、皆さんがそんなふうに定期的にワックスができるかと言うとどうでしょうか?

 

 

屋根や外装に関しては、実際経年劣化しますので、やるべき時にメンテナンスをする必要があります。

 

ただ、内装に関しては正直そこまで堅苦しく考える必要はないというのが、私の考えです。

 

少し位サボっても良い. .それよりも日頃の風合いが良い、足に気持ち良い、その事の方が大切に思える。

そのラフさ、おおらかさがまた無垢の良いところなのかもしれません。

 

写真元:オスモカラーWeb

 

こういった考えに同調できない方は最初からそういうものを選ばないでしょう。

生活習慣や好み、信条を家づくりで急に変える人はいないし、その必要も無いと思います。

 

だから、無垢フローリングを選ぶ人は最初から決まっているのかもしれませんね。

ただ、ひとつ言えるのは、無垢の木を使った家に住んで肌で実感してから、今までの考えが変わってくる可能性はあります。

 

無垢の良いところ・・・この家では現場で余った無垢の木を使ってお客様自身でスツールやテーブルを作りました。無垢の木はDIYで簡単に手が出しやすく、拡張性が広いのです。 「この家に住んでからDIYが好きになりました。」とお客様。

 

まとめ

 

最後は、少し住宅建築を作る側としては、自分の家のメンテをサボっていることを横に置いて、不適切なことを言ってしまったかもしれません(笑)

 

しかし、実際に自然素材を使った家に住み続けてみた居住者の目線から現実的なこと言うと、こちらの方が正直かなと思ってこんな風に今日は書いてしまいました^_^。

 

あまり最初から、堅苦しいことを言って、無垢を敬遠する人がいると残念なので。

 

その上で、無垢フローリング、自然素材の良い所と注意すべきところ(特徴)や、使う上での覚悟みたいなものを話したつもりです。

 

もし、「そうか。そういうことか!ちょっと検討してみようかな〜」と言う方がいたら、ぜひ無垢フローリングを家のメインフロアに考えてみてください。

 

お客様の家で新しい無垢の床(パイン)の色付けを行う筆者。 無垢の木なら、自分で色付けも出来ます。時間がある方、手を使うのが好きな方なら楽しみながらコストダウンする方法にも!

 

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