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2023.8.22

輸入住宅の在来式浴室のリフォーム 解体

昨日から三重県名張市にてお風呂の改修工事を行っています。

この家は約10年前には弊社で屋根と外壁の塗り替え工事をさせていただきました。

 

 

今回、フレンチドアの鍵の調子が悪いと言う連絡をいただき、お伺いしたところ、合わせてお風呂の改修行いたいと言うお話になりました。

20年以上前位の輸入住宅では、(少なくとも私が在籍していた会社では)お風呂を在来式で作ることが多かったです。

 

 

メリットは好きな浴槽、好きな水栓シャワー、好きなタイル、など、とにかくすべてをオーダーで選ぶことができ、海外のような素敵なお風呂を作ることができる事でした。

私が作った自邸コンセプトハウスでも、その流れを汲んで、在来式で作ってあります。

ただ、住んで何年も経って感じるのは、やはりタイルが貼ってある分、寒い。

今回のお客様も、その寒さをこれからは解消したいと言うことが大きな理由です。

 

 

採用したのはTOTOのサザナシリーズで、大きさはメーターモジュールの1818です。

通常は1616 (1坪タイプ)が多い中、1818と言うと角辺が20センチ位大きいと言うことなので、かなり広く感じます。

実は、輸入住宅でも設計上2種類のやり方があって、最も本格的なのはプラン時からアメリカのインチ、フィートモジュールを、基本として設計する場合、

もう一つは、日本の尺貫法を基本として設計する場合。

前者の場合16インチ(407)が基本モジュールとなり、後者の場合は15(455ミリ)が基本モジュールとなります。

 

 

今回の家は本格的な方で、16インチが基本となっています。お風呂を作る場合、大抵この16インチを5グリッド使って、つまり、80インチ(2035ミリ)1辺としてお風呂を作ります。

従って、2035ミリ× 2035ミリの正方形のエリアでお風呂を作ることになります。

これがほとんど、2メートル× 2メートルと違わない寸法なので、メーターモジュールのお風呂1818が使えるわけです。

 

 

規格サイズのお風呂をリフォームで使う場合、元が在来式の場合はタイルを残したまま施工することも多く、元々の風呂より小さくしないと難しい場合が多いのですが、やはりあまり小さくなりすぎてしまうのも今まで広いお風呂に慣れている人にとっては寂しいものがあります。

 

 

その点、今回の場合のようなリフォームは、もともとのサイズよりさほど小さくなった感じがしないので、大変都合が良いです。

お風呂が大きいままだと寒いんじゃないかと言う意見も聞こえてきますが、最近のユニットバスは、断熱性が非常に高く、機能性に優れているので今までとは相当に変わるはずです。

今回は、天井に暖房機能付き換気扇を採用しているので、さらに安心です。

 

 

解体には1日と+予備日を1日設けておいたのですが、やはりそれが正解で、2日間解体にかかりました。

明日以降は電気屋さんや水道屋さんが入ってきて、新しいユニットバス向けの配管工事を行います。リフォームはやってみないとわからないことが多く、私も今は目が離せない時期なので、ずっとベタで現場に張り付いております。

また、進捗はこのブログでもお伝えしていきますね!

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