①廊下を減らし、その分、よく使うLDKや水回り、収納の面積を増やす。
②水回り、ウォーク・インクローゼット、寝室、リビングを回遊動線にする。
2つの回遊動線が水回り付近で交わり、動きやすい間取りとなっています。
行き止まりが無いと気の巡りが良く、広い空間に感じさせます。
③押入れ、床の間など従来の家で作られていた複数の押入れ(畳1枚分)収納を集約して、まとまった広さ(畳4枚分)の家族用のクローゼットを作る。
このプランを作るときは、お客様と何度もLINEでやりとりを繰り返しています。
プランの中には、お客様のアイディアやご要望も盛り込まれており、まさにここはお客様との共同作業でプランができている感じです。
LDKを広くできた1番の理由はもともと廊下とリビングを仕切っていた間仕切り壁をなくして、つまり廊下をほとんどなくして、そこをリビングの部屋の一部として活用できたことにあります。
これって、でもきっかけはお客様が、「○○のようにしてもっとLDKを広く出来ないでしょうか?」と課題を私に突き付けてくれたから出来た事なんです!
つい、私たち、先入観でこれは無理だろう、と最初から可能性を外してしまう習慣があって、それがブレーキをかけている部分があります。
でも、お客様は単純にこうしたい!という希望だけが先行するので、それがかえって良い結果を生むことも!
正に今回はそれでした。コストはこの事で上がりましたが、コスト以上のメリットがあったと思います。
スケッチを描くと階段下を何とか通路として通過できそうなことが分かり、だいぶまとまって来ました!
この時点で、再度見積もりを行い、進めていきました。