前回は、Y様からいただいたご相談と、今回のリフォームの全体像をご紹介しました。
今回は、最初に取り掛かった外構工事のお話です。
お客様のご希望は、駐車場をもう1台分増やすこと。そして、傷んだウッドデッキを作り替えて、広々としたカバードポーチを設けることでした。
駐車場もウッドデッキも、できるだけ広く取りたいところです。
ただ、敷地の広さは決まっていますので、どちらかを広げれば、もう一方に使える場所が少なくなります。
車を置くために必要なスペースを確保しながら、デッキでもゆったり過ごせるように。その面積の配分を考えながらプランしました。

まず、既存のウッドデッキを解体します。
そして、盛土されていた部分の土を削り、そこに新しい駐車スペースを作っていきます。
ここで工夫したのが、ウッドデッキの基礎です。
駐車場を作るために土を削ると、残した土が崩れないように押さえる「土留め」が必要になります。
今回は、その土留めとウッドデッキを支える基礎を兼ねるようにしました。
それぞれを別々に作るよりも、限られた敷地を無駄なく使うことができます。

実際に掘ってみると、雨水の配管が計画する基礎のすぐそばに走っていましたので、雨水配管に傷をつけないように、また雨水配管の勾配が適正に保てるように慎重に進めました。

完成すると目立たなくなる部分ですが、駐車場とデッキをどう納めるかを考えるうえで、この基礎が大事な役割を持っています。
工事の順番も、先に外構を進めることにしました。
基礎と土留めを作り、駐車場の土間コンクリートを打つ。
その後にカバードポーチの柱や屋根を組み、屋根ができてからウッドデッキを作ります。
先にデッキを仕上げてしまうと、その下や周りの工事がしにくくなりますので、土やコンクリートを扱う工事から順に進めていきました。

駐車場は土間コンクリートの洗い出し仕上げで仕上げてあります。小さな石の粒が見えて、雨の日にも滑りにくい仕上げです。

こうして、新しい駐車場と、これから作るポーチの土台ができました。
次回は、いよいよカバードポーチの工事をご紹介します。
木の柱を長持ちさせるための足元の工夫から、お話ししていきます。
ではまた!

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